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エミネムさんも教えてくれないVOICEROID動画で大切なこと




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8月19日の夜、第三回VOICEROID非実況動画祭、通称ひじき祭に過去最低の高いクオリティを誇る動画が投稿された。







タイトルから分かる通り、エミネムさんが教えてくれるシリーズに属する作品であり、テーマは動画制作について
製作者は『コトノハクリード』や『コトノハウス』などのボイスロイド動画を手掛けるIZ氏であり、そのボイスロイドにかける情熱は人並ならぬ事が伺える。



氏はこの動画を通して、ボイスロイド動画を作るうえで大切なのは以下の3つの点だと述べた。
好かれる努力より嫌われない努力をすること。
魅力的な立ち絵やサムネで雰囲気を確立すること。
そして何より需要がなかろうが、クオリティが低かろうが、作り上げること。



それらは全て間違いではない。むしろこれをすべて実行することができればランキング入りも難しくはないだろう。しかしこの動画は本論の最後に以下のように述べ、締めくくっている。




 そこまで頭使って動画投稿なんかしたくない?

 同感だ。 

 だから俺の動画は伸びてないだろ?








そう、実際氏の動画は上記の3つのポイントのうち、最後の作り上げることしか達成していないのである。ていうかサムネの琴葉姉妹はどこ行ったよおい!



しかしその発言に反して、この動画の再生数は約1万8000回。これはボイスロイド動画で見れば有象無象の雑種に過ぎないが『第三回ひじき祭』タグで検索した場合は558動画中の15位にランクインする。しかもご丁寧なことに3万200ポイントの広告付きだ。自演広告の可能性を考慮しても、これを伸びてないと言えるだろうか。いや、言えない。



だとすればその原因は何だろう?



氏はこれの他にも数々のボイスロイド動画を制作しており、それが再生数の増加に繋がった可能性もある。実際、氏の作品には独特のユーモアがあり、それに魅せられたファンも少なからず観測できた。



しかしそれはあくまで氏の作風によるもので、普遍的なテクニックではない。一朝一夕にマネできる物ではないし、マネできたとしてもそれは悪質な劣化コピーでしかないのだ。



であればそれ以外にこの動画が伸びた秘密はどこにあるのだろうか?真相を求めフレーム単位で動画を解析した結果、その答えは思いのほか単純なところにあった。








まず前提としてこの動画は、3つのポイントのうち最後の1つしか満たしてない。これは聖書にも書かれた事実だ。



しかし、聖書は時として嘘をつく。書かれていない事実を見通す、いわゆる行間を読んだとき、この動画の評価は360°変わって見えるはずだ。



(動画の前半は)好かれる努力より嫌われない努力をすること。
・魅力的な立ち絵やサムネ(他にも様々な要素で)で雰囲気を確立すること。
・そして何より需要がなかろうが、クオリティが低かろうが、作り上げること。



上記のように考えたときこの動画は3つすべての要件を満たす。



実際、ボイスロイド動画について小ネタを挟みつつ手堅く解説する前半と打って変わって、後半はネタ切れなのか本論に全く関係ない世間話が続き、最終的に成人向け漫画の宣伝を始める始末。これを嫌われない努力と捉えるには無理がある。しかし、これが全て好かれる努力だと考えれば、それは1つ目のポイントに合致するだろう。



さらに、雰囲気を決めるのは立ち絵やサムネだけの役目ではない。文章や間の取り方、そして何より大きなウェイトを占めるのが音声、それもBGMの存在だ。





その点において、名曲『Lose Yourself』をBGMに進行するエミネムさんが教えてくれるシリーズは、作る段階から雰囲気を確立しやすい題材となっている。





つまりこの動画全体から発信されるメッセージを要約すると、「前半ウケ狙いで雰囲気いい動画ができたら、後半は何しようが十分伸びるので頑張って作ってね♡」となるだろう。しかし、このメゾッドは人によって好き嫌いが大きく分かれるという欠点を持つ。その第一人者である氏が言うには、一度嫌下がってしまった評価を回復するのは難しいらしいので、リスクを留意していただき、ぜひ動画投稿の折には自己責任でお願いしたい。








しかし、ここまでさんざ引っ張っておいて自己責任でお願いします。というのも無責任だ。そこで私からも3つ、ボイスロイド動画を作るうえで大切な点を述べておこうと思う。



1つ目は『自分以外』のために作ること。
何故なら動画投稿は、そのソーシャルな雰囲気に反して、制作中は孤独との戦いになるからだ。PCで作品を作るという性質上、、あなたがやるべき作業を手伝ってくれる人は誰もおらず、その作品も完成するまで誰にも評価されない。もしあなたが自分のために作品を作るのであれば、いずれその孤独に耐え切れず、辛い思いをすることになるだろう。



2つ目はボイスロイドで作る理由があること。
何故ならボイスロイド動画は思ったよりめんどくさいからだ。一応YMMにも対応した動画制作支援ツールがあるものの、調声の手間もある分、作業工程はゆっくり実況より多くなる傾向にあり、ハードルが低いとは言いずらい。実際私も、「ボイスロイドとかナウいし適当に作ってもウケるんじゃね?」という安易な考えで動画制作を試み、工数の多さに放り投げた経験がある。





3つ目は作り続けることだ。
これは氏の発言とちょっと被るが、意味合いは大きく異なる。例えばあなたが創意工夫を凝らしたボイスロイド動画を投稿したとしよう。しかし、期待ほどにも鳴かず飛ばずで辛い思いをしてしまった。そんな時あなたは2作目を作るだろうか?もしその質問にNoと答えるようなら動画投稿に手を出すべきではない。



それよりかはインスタグラムに変わった物の写真を投稿したり、Twitterにちょっと洒落のきいた文章を投げつけるほうが100倍幸せになれるに違いないだろう。



つまり動画投稿はあくまで手段であって、それを目的にすると碌なことが無いということだ。動画投稿で悩みがある人は、内容よりも先に、その点をもう一度考えてみるべきではないだろうか?



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