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真木よう子、戦場に迷い込んだ異端児は敵か味方か




コミケにサークル参加するとき、守るべきルールはただ一つ『当日そこに新刊があること』



ただそれは建前にしかすぎない。コミックマーケットは様々な暗黙の了解によって成り立っている。両隣のサークルには挨拶する。十分な量の釣り銭をきちんと用意する。スペースで脱糞してはいけない。といった細かく明文化されていないルールが、オタクを統率し、コミケという文化を今日まで永らえさせた大きな要因だろう。破った者には然るべき非難を、それがコミケのもう一つのルールだ。



そういった意味で真木よう子氏は暗黙のルールを破ったと言えるだろう。その行いによる氏を取り巻く環境は炎上に近いが、しかし、それだけで氏を敵と考えるのは余りにも早計だ。オタクはせっかちなレイシストと評されても一切反論は出来ない。



そこでこの記事では氏の運営するTwitterアカウントなどの情報を元に様々な角度から氏が我々オタクの味方か推察していきたいと思う。








無題vvvv
真木よう子 @makiyokohonnin



このアカウントは今年の6月に登録され、リツイートを全くしていないにもかかわらずツイート数は既に9000ツイートを突破している。これは驚異的なペースとしか言いようがなく、流石女優さんはやることが違いはりますなぁといった感じだが、その内容は氏の生活や活動に関することが中心でマンガ、アニメ、コスプレ、といったいわゆるオタクコンテンツに関する内容への言及はない。



にも関わらず「冬コミへの参加は本気」と述べ応募封筒片手に撮った自撮りを投稿している。








ここである疑念が生まれる。



氏はコミケ及びその頒布物がどういう物なのか本当に理解しているのだろうか?という点だ。







以上のツイートが、氏の予定する頒布物についての詳細だ。モノとしては氏をテーマとした写真集に添え合わせ程度のエッセイを乗せた本だろう。しかしフルカラー320pというボリュームは、個人の頒布として異常としか言いようがない。



コミケで頒布される同人誌はその隠れた名称として『薄い本』と呼ばれるくらいにはページ数が少ない特徴を持つ。これは少ロットで刷った時、印刷費がバカみたいに大きく高騰するというのが一番の要因だ。



試しに適当な印刷所で試算してみたところ、1000部刷ったとしても上質紙90pが27万円。つまり1部当たり270円のコストがかかる。

https://www.wave-inc.co.jp/order/index.php?main_page=page_6940&dod=10&p=3#ordertop



氏の頒布物は320pだから、単純に3倍したとして1冊810円と考えよう。頒布価格を2000円、部数を1500部とすると、結構な額の利益が出るように見える。



しかし、氏の頒布物は写真集だ。それも編集や撮影にプロを起用しているのだからそのクオリティと引き換えに多額の経費がかかる。仮に制作費用として100万円掛かったと試算すると、1部当たり666円になる。印刷費と合わせた制作コストは1部あたり1476円だ。



それ以外にも様々な手間と諸経費が掛かるだろうが、それらを一切計上せずに頒布物は完売したと考えたとき、最終的に氏の手元に残る利益は78万6000円。なかなかに魅力的なアガリだ。 



しかしもし、その内の1/5、全体の20%が在庫として余った場合、利益は8万1206円と大きく下がる。しかもクラウドファンディングの特典で在庫の約半数が捌けたとしても、当日現地で420部を売り捌かないと収益化出来ないどころか赤字になる計算だ。これは現実的に考えて十分に危険な賭けといえる。









以上の推論から真木ようこ氏のフォトマガジン出版プロジェクトは、氏が純粋に頒布物を作りたいという思いがあるか、氏がコミケという戦場を舐め腐ったバカであるかの2択に絞られる。



もし前者であるならば、1介のオタクとして私は氏のその意思を尊重し受け入れようと思う。誰だって間違いは犯す、問題はその後どう行動するかであって、犯した間違いの大きさで善悪を語るべきではないと私は考えている。



しかし、そう考えたとき一つ看破しえない謎が残る。それは何故コミケなのかということだ。氏の知名度から鑑みて、出版社から出せない内容だったとして自費出版で十分収益化できるだろうし、お金が足りないならばそれこそクラウドファンディングで賄えばいい。



そして8月27日現在、その謎を解くための情報は氏のTwitter、クラウドファンディングサイトのいずれにも掲載されていない。





しかし、誠に遺憾ながらしかし、ある仮定をもって後者の説を推すとその謎についても辻褄があう。



その仮定とは、この『真木よう子 フォトマガジン出版プロジェクト』に仕掛け人がいるという想定だ。



氏の頒布物を作りたいという思いにおそらく嘘はないだろう。氏の文章から知能レベルを察するに、コミケで出すにあたって収益化は難しいという事実も把握しているに違ない。しかし、どうにも、それが巨額の損失にもなりうるという認識が欠けているように思えてならない。



慢心。と言ってしまえばそれまでだが、私にはその認識の欠如が「赤字にはならない」「必ず売れる」と氏に成功を言い聞かせる仕掛け人の存在を示すもの他ならないと思えて仕方ないのだ。



そして氏はその仕掛け人のやり方に乗った。



そう考えれば様々な事実に辻褄が合う。仕掛け人がこのような方法を考案した理由に関しても、ある前例からコミケにまだ見ぬブルーオーシャンが存在すると判断したからだろう。



それはC92で大きな成功を収めた叶姉妹両氏の存在だ。彗星のごとく現れ、初参加にも関わらず3000部の頒布物を僅か1時間で完売。そのあまりのファビュラスさに我々オタクたちを大いに盛り上がらせた。



だが一つ断言しよう。叶姉妹両氏がC92で成功を収めたの一番の要因は、彼女たち自身の知名度でも、話題性でも、頒布物のコンテンツ力でもない。



それは両氏がコミケ参加者と固い信頼関係を築いたことだ。そしてその1点において真木よう子氏は無名のサークル参加者にも劣るだろう。



そしてオタクは信用の無いものに対してびっくりするほど手を出さないその証拠がこの記事だ。半日以上かけて書いたにも関わらず多分10人にも読まれないだろう。だが、私はこの記事を書きとげた。



誰にも評価されない覚悟、真木よう子氏、あなたにもその覚悟があるだろうか?







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